【レビュー】人生を変えるノート術 The Bullet Journal Method

私がバレットジャーナルを始めたのは、2020年9月からです。バレットジャーナルというのは、ライダー・キャロル氏が提唱した究極のノート術です。彼の執筆したバレットジャーナルの公式本、The Bullet Journal Methodは、アメリカで発売後すぐにベストセラーとなり、世界29か国で刊行されています。そんなベストセラー本を読んでみた感想と、私が実際にバレットジャーナルを始めて感じることをご紹介します。

バレットジャーナル誕生

著者のライダー・キャロル氏は、幼い頃に、ADD(注意欠陥障害)だと診断されました。集中するべき時に、集中するべきことに集中することが難しいと言います。他に何か面白そうなものがあると、そちらに興味を惹かれて、今していることが中途半端になってしまいます。

苦労を重ねる中で、彼が考え出したのは、バレットジャーナルというノート術。これは、タスクや予定などを箇条書きにして、「・」や「*」などの記号付けをすることで、やるべきことが明確になり、目標達成ができたり、自分についてもっと知ることができたりするというものです。

私はこのバレットジャーナルが紹介されているYoutube動画を見て、すぐにノートを購入し、作成し始めました。こちらについては別の記事で詳しく書いています。(私のバレットジャーナルの中身公開します!

バレットジャーナルとは

バレットジャーナルは、「自分自身を見つめる旅そのものだ」

私はバレットジャーナルを始めてから、まだ1か月ほどしか経過していませんが、この言葉の意味がよく分かります。この1か月で、これまでのどの時期よりも、自分の感情と向き合って、自分のことがもっとよく分かってきたと感じるからです。

バレットジャーナルは、ただのノートではなく、まさに著者が言うところの「現在進行形の自伝」です。

バレットジャーナルでできること

バレットジャーナルは究極のノート術だと述べました。それは、1冊のノートに人生の全てを書きこんでいくからです。

  • タスクや予定の管理のためのスケジュール帳として
  • 食べたものや睡眠時間の記録ノートとして
  • 日記として

人は1日に5~7万回思考していると言われます。そういった思考を全て頭の中に置いたままにしておくと、脳が疲れてしまいます。まだ完了していないタスクのことを考えて、目の前のことに集中できなかったり、今を楽しめなかったりします。頭の中にあるものを手でノートに書いていくことで、とてもスッキリします。意識を今に向ける助けとなり、今を生きることができるようになります。

カスタマイズできるスケジュール帳

一般的に、スケジュール管理は、市販のスケジュール帳を使ってすることが多いかもしれません。この場合に、色も柄も、レイアウトも、様々な商品が販売されているとはいえ、なかなか自分に合ったものがないという人も多くいます。

一方で、バレットジャーナルだと、方眼ノートに、自分の好きなようにカスタマイズすることができます。タスクや予定が多い人は、1日に書き込むスペースが多いようにしたり、見た目重視で絵をたくさん描きたい人は、デザイン重視のものを作成したりできます。

そして、作成したページを1か月使ってみて、使いにくいと感じる点があれば、翌月にレイアウトを変えることも可能です。自分の好みや、その時の気分、予定などに合わせて自由自在に変えていくことができるのが利点です。

日々の記録として

スケジュール帳や、別のノートなどに、食べたものや体重の増減を記録することがあると思います。こういったものも、バレットジャーナルに書き込んでいきます。1冊のノートにまとめることの利点は、どこにメモしたか、どのノートだったかと、記録したものがどこにあるかを探す必要がないことです。

記録をつけることで、日々の生活を見直すことができます。例えば、睡眠時間の記録をつける sleep tracker 「睡眠トラッカー」や、その日の機嫌を記録する mood tracker 「ムードトラッカー」というものがあります。毎日の睡眠と機嫌を記録することで、睡眠時間が足りなかった日の翌日は、機嫌が悪い傾向があるな、というような気づきが出てきます。

何か習慣づけたいことがある場合には、habit tracker「習慣トラッカー」というものを使います。毎日運動するようにしたい、しっかりと水分補給したい、といった毎日の習慣に取り入れたい項目を決めて、表にして記録していきます。

日記を書く

日記を書こうと思っても、3日坊主で終わってしまったというのをよく耳にします。そんな人には、毎日1行日記をつけるというやり方が向いているかもしれません。

文字を書いたり、日記を書くことが好きだという人は、別の日記帳ではなく、バレットジャーナルに書き込んでいくことで、自分の全てを1冊のノートにまとめることができます。

私は以前から、たまに日記を書いていたり、ブログで日常を綴っていたりするのですが、日記帳ではなくバレットジャーナルに書くようにしました。そうすると、バレットジャーナルの他のページと合わせて、自分のことをもっと知ることができたような気がします。

自分の人生という物語を日々見直すことで、自己認識が高められる

バレットジャーナルで自分を知る

著者のキャロル氏は、今のデジタル時代に、自己認識が欠如していると述べています。自己認識の欠如、つまり、自分のことがよく分かっていない、ということです。自己認識が足りないと、誤った判断を下してしまいます。例えば、お金持ちになることを目指して、その目標が達成できたとしても、それが自分の本当に求めていることでなかった場合に、幸せだとは感じないでしょう。

そこで足りていなかったのは、お金をもっと稼ぐということではなく、「自分が本当に求めていること」への認識です。

人生で大きな出来事があった際に、そこから考え方が変わったり、行動が変わったりということはよくあります。しかし、著者が言うように、危機的状況では、冷静に物事を判断することが難しくなります。そういった状況に陥る前から、日頃から、今自分がしていることをなぜしているのか?という意識を持っていれば、気づくことがたくさんあり、考え方も行動も変わってきます。

それがまさにバレットジャーナルでできることです。

まとめ

この本を読んで、得たものはたくさんありました。バレットジャーナルをこれから始めたいという人にはもちろん、一からその利点や方法を知ることができるものです。私はすでにバレットジャーナルの作成を始めている初心者ですが、この本はノート術にとどまらない、「よりよい自分になるためには」ということを学びました。

この本を読んで、ぜひあなたもバレットジャーナルを始めてみてください。やってみて、その良さを実験してほしいと思います。

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